2019年10月1日(火)より ブルックラディの限定品
「ブルックラディ ベア・バーレイ2010」
「ブルックラディ ジ・オーガニック 2010」
が発売開始。
それぞれどのような特徴があるのかまとめてみた。
そもそもブルックラディとは?
スコットランド・アイラ島、ブルックラディに位置する蒸溜所。
因みにブルックラディ(Bruichladdich)は「磯に面した急な土手」という意味。
Googleマップで見るともんな感じ。
↓
現在、生産しているブランドは
「ブルックラディ」、
「ポート・シャーロット」、
「オクトモア」
の3つのシングル・モルト。
また、ジンも生産しており、こちらの名前は「ボタニスト」。アイラ島産のボタニカルを使用したものです。
アルコール生産能力は年間150万リットル。(←すごい量)
ブルックラディのコンセプト~大麦へのこだわり~
実はブルックラディは閉鎖しており、2011年の蒸留所再開。
新しいコンセプトは
スコットランド産の大麦を100%使用すること。
そして、
①どこで大麦を育てるか
②どんな品種の大麦を育てるか
③どのように大麦を育てるか
を3つの柱として、よいウイスキーの探求&ウイスキー造りを行っています。
つまり、種類や環境(気候、土など)にこだわるってことですね。
今回発売するのは、育てるのが難しく収穫量も非常に少ない、古代品種の大麦「ベア・バーレイ」。
そして、自然と調和し、土壌を豊かにする有機農法を使用した「ジ・オーガニック」。
まずは 「ベア・バーレイ」 からご紹介。
ブルックラディ 2010 ベアバーレイ
大麦のベア種はイギリスの最も古い種類の栽培穀物。 その起源は、5,000年前も昔です(←ひょえ~) 。スコットランドで蒸留が行われ始めた頃から何世紀もの間使用されてきたとのこと。
しかし20世紀に入り、もっと育てるのが簡単で収穫量も高い麦が登場し、ベア種はほとんど栽培されなくなった。
新しい味わいを求めるブルックラディの方々は、 ベア種にもう一度スポットライトを当てた!農学研究所と協力し栽培を始めたのだ。 シングルモルトウイスキーの蒸留に、再びベア種を復活。
因みに、スコットランドの蒸留所でベア種を使用した蒸留所は
アラン、スプリングバンク、ブルックラディの3つのみ 。
それほど少ないってことですね。
<オフィシャル:テイスティング>
https://item.rakuten.co.jp/yousyu-kinko/183364/
香り:シリアル、オーツ麦のお粥、熟した洋ナシと桃。
味 :様々な甘いフルーツとオークが互いに主張する。シロップ漬けの桃、蜂蜜、チョコレート。
総合:蜂蜜のようにリッチで濃厚なテクスチャーが特徴のこのヴィンテージからは、
ベア・バーレイらしくリンゴ、洋ナシ、桃がまず香り立つ。
続いてトフィーとアプリコットジャムの甘さが広がる。
蒸留 | 2010年に蒸留、シングル・ヴィンテージ |
熟成樽 | バーボン樽(アメリカンオーク) |
熟成年数 | 8年 |
ボトリング | アイラ島の湧き水を使用、ノン・チルフィルター、着色料無添加 |
アルコール度数 | 50度 |
世界限定 | 18,000本 |
希望小売価格 | 9,500円 |
ブルックラディ 2010 オーガニック
全生産工程がオーガニックとしてバイオダイナミック協会から認定されているウイスキー!
今回のリリースは、深くチャーリングしたファーストフィル・バーボン樽のみで熟成。
この ウイスキー に使われる大麦はバイオマス(生物資源、要は再生エネルギー)も生産する先進的な農場で育ててます。
<オフィシャル:テイスティング>
https://item.rakuten.co.jp/yousyu-kinko/183364/
オーガニックモルトから生まれるフルーツの香りが最初に、続いてアメリカンオーク由来のヴァニラ、キャラメル、ペストリーの甘さが現れる。
さらにヴァニラファッジ、ライ麦パン、そして濃厚なバターポップコーンに重なって、洋ナシキャンディー、メロン、桃、アプリコットさえも感じられる。
蒸留 | 2010年に蒸留、シングル・ヴィンテージ |
熟成樽 | ファーストフィル・バーボン樽(アメリカンオーク) |
熟成年数 | 8年 |
ボトリング | アイラ島の湧き水を使用、ノン・チルフィルター、着色料無添加 |
アルコール度数 | 50度 |
世界限定 | 18,000本 |
希望小売価格 | 9,500円 |
どこで買えるの?
販売しているネットショップの検索結果をまとめたのでこちらからどうぞ
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今回はこれで以上。
2本とも作り手のこだわりが感じられますね。ウイスキーってホント手間と時間かかってます。すごいよなぁ。本当に。
では皆さんよいウイスキーライフを!