秋田県大仙市の酒蔵、 金紋秋田酒造がまるでウイスキーのような熟成古酒(日本酒)を発売。
そのブランド名は「山吹」。
山吹の特徴
「山吹」 は「お米の持つ旨味(うまみ)」を最大限に引き出したお酒。 アルコール度数は20度ほど。 熟成させることで、奥深く、複雑で神秘な旨味を醸しだしています。
中には30年を超える熟成年数のものも!(←ひょえ~)
そんな、長い年月を加えることで鍛えられたお酒。常温で保存して、何度開け閉めをしても大丈夫!品質に変化がなく、ウイスキーと同じ扱いでOKとのことです。すごい!
実は昔、鎌倉時代からこういった製法はあったみたいです。下記は金紋秋田のHPからの引用。
文献を紐解くと、熟成酒は鎌倉時代より江戸期に至るまで高級酒としての地位を得ていました。寝かせることで美味しくなることの価値は認められていたのです。しかし明治期に入り、お酒の発酵が終ると同時に税を取り立てると言う理不尽な酒税法によって、お酒を貯蔵しておく余裕がなくなり、その血脈は途切れてしまいました。
http://www.kinmon-kosyu.com/shopbrand/001/O/
因みに、封を開けずに貯蔵すれば100年でも持つお酒だそうです。
もし鎌倉時代のお酒があったら飲んでみたかったですよね?
パリのミシュラン三ツ星レストランに納入⁉
「山吹」 は酒米を使った日本酒だが、長期間熟成させた古酒特有の風味がフランス人ソムリエらに評価され、2018年10月からパリのミシュラン三ツ星レストラン数店に納入が開始。
また、 フランス料理の巨匠、故ジョエル・ロブション氏の息子ロブションさんと 「山吹」をベースに 食中酒 「Yamabuki 1988」を共同開発。
もうノリに乗ってます(笑)
さらに、ロンドンで開かれたオークションでは、 「山吹」 が2,200ポンド(約32万円)で落札されるなど関心をあつめた。
味わい・おいしい飲み方・まとめ
普通の日本酒と違い、「年月を経るほど香りや味わいの複雑さ、キレが増す。米から醸し出された重厚な柔らかい口当たりと旨みの中に、カルダモンやクミンなどスパイシーな香り、さわやかな苦みなどを楽しめるのが特長」
金紋秋田 佐々木孝社長 によると「常温で飲むことを薦めたいが、ロックや炭酸割り、ホットでも味わい深い。チーズやナッツなどと合わせることで感じられる、染み渡るような旨みに驚いていただけるのでは」とのこと。
これは本当にウイスキーみたい!
楽天に他の山吹も出てたのでまとめてみました。
一応、山吹シリーズは2000円ぐらいの商品からあるみたいです。
「角ボトルは高くてちょっと手が出ない」という方はこのあたりから試してみてはいかがでしょうか?
↓
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E5%B1%B1%E5%90%B9%E3%80%80%E9%87%91%E7%B4%8B%E7%A7%8B%E7%94%B0/510901/?s=4
近いうちに熟成古酒ブームが来るかもしれませんね!
では今回は以上!
では皆さんよいウイスキーLIFEを!